第四回「狂言と琵琶を楽しむ会」京都は伏見の大光寺様での公演が、無事終演いたしました。
あいにくの雨でしたが皆様熱心にご観覧くださいました。
心より、ありがとうございました。
第四回目は「鬼」「妖怪」がテーマ。とても楽しかったとのお声を多くいただき、大変嬉しく思います。
今回琵琶は「一夜婚礼」「桃太郎討伐」の創作曲をおおくりしました。
曲を作るプロセスはどうなっているのか?など興味深いご質問をいただいたり、琵琶の手の情景描写がぴったり!と感想をいただいたり、小学生の男の子が「桃太郎のお話はとても面白かった✨」と伝えに来てくれたりなど、苦心して創作した甲斐があったなぁ……と感慨深くもありました。
又次回へ向けて、お楽しみいただけますよう励んで参りたいと思います。
それから、琵琶曲の詞章へ関心を持たれる方が多かったので、近日中にwebsiteへ過去作も含め詞章を掲載する予定です。
又次回の開催をどうぞお楽しみに。ありがとうございました。
笑いあり涙あり。
ちょっと気になる古典芸能への扉を開きます。
鬼や妖怪たちの悲喜こもごもを描いた古典の名作を、琵琶と狂言の競演でお送りする90分。
実演家ならではのトークも交えてお送りする気軽な演奏会です。
【掲載情報】
まいぷれ伏見 様
コンサートスクエア
【日時】5月24日(土) 14 時開演(13時開場)
【場所】大光寺様 京都市伏見区伯耆町1-1
【チケット】一般3500円 学生2000円
【ご予約フォーム】https://x.gd/LxHhL
「鬼の目にも涙?!百鬼夜行編」演目のご紹介
◆薩摩琵琶「一夜婚礼」
百鬼夜行さながら、一晩で繰り広げられる、化け物たちのめでたき婚礼模様。一夜の婚礼日ノ出ニ逃散、千秋萬歳寳入船。
◆狂言「鬼瓦」
京での単身赴任を終えて地元へ帰ることになった大名。お礼参りのために訪れた因幡堂で、ふと誰かの顔を思い出して……。
◆薩摩琵琶「桃太郎討伐」
鬼ヶ島の鬼たちが恨みを晴らそうと桃太郎討伐を企てます。屈強な鬼の苦桃太郎は、果たして日本へたどりつけるのか・・?
◆狂言「鬼ぼれ」
百鬼夜行の夜に蓬莱の島からやってきた鬼。ふと出会った人妻に恋をしてしまいます。懸命の求愛に女の気持ちもつい揺らぐ?


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