【終了】Japonism Orchestra東京公演 2026

来週の公演に、薩摩琵琶ソリストとして参加します。
私が演奏するのは、薩摩琵琶古典を基盤とした四首の和歌を構成した楽曲です。
曲の主題は四季折々の和歌にしました。
なんと言いますか……季節の移ろいは不可逆な時間で、その循環の中に記憶や感情や経験体験が積み重なってゆくけれど、その位相は螺旋のように少しずつ変わっていて、同じ時間はありません。柿崎さんから「四季」というお題目を受け取って、そんなところへ考えが落ち着きました。

さて今作。薩摩琵琶側の構成と節付けを私が担当し、さらに柿崎幸史氏が、雅楽・ポップス・クラシック音楽の語法を用いて全体を構築。古典的な琵琶の弾き語りが、立体的な音響空間へと拡張されていく様がとても刺激的です。
先日のリハーサルでは、「普段の薩摩琵琶楽曲にはないレイヤーの多さ、面白い」というシンプルな所感でしたが、「自然の移ろいを細やかに感じてしまう肌感覚に似ている」という発見もあり・・・。本番が楽しみです。

正直なところ、古典薩摩琵琶曲のフォーマットを知る人にとっては、聞き慣れた部分が多いと思いますが、その上で「薩摩琵琶の曲を曲足らしめているもの」を、見つけてながら楽しんでいただけましたら幸いです。

異なる音楽同士が「理解し合う」ことより、互いの異質さが残ったまま接触する瞬間に強く惹かれてしまう最近。

それゆえ、邦楽をさまざまなな音楽へ翻訳することよりもまず、時間感覚や身体感覚の「差異そのもの」を感じたいなと、度々考えています。来週はきっと、そんな素敵な音楽が溢れるコンサートになることでしょう。

ということで、来週2026年5月15日東京・豊洲シビックセンターホール、夜19時開演。
皆様ぜひお運びください。お待ちしております。


【Japonism Orchestra東京公演 2026】
◾️2026年5月15日(金) 豊洲文化センター ホール
19:00 開演 (18:00 開場)

◾️出演
清水チャートリー / 委嘱作曲家  Jean-Patrick Besingrand / 委嘱作曲家
千山ユキ/ 薩摩琵琶鶴田流  Mylta / トラック・サウンド制 

音無史哉(笙) / カニササレアヤコ(笙) / 佐藤愛美(龍笛) / 小池杏奈(Vocal, Trumpet) / 小橋拓弥(Guitar) / 森田悠介(Bass) / 窪田想士(Percussion) / 工藤誠也(Percussion) / 井出崎優(Saxophone) / 安田健太(Horn) / 佐々木駿(Trumpet) / 迫田圭(Viola) / 北嶋愛季(Violoncello) / 山本昌史(Contrabass)

◾️チケットぴあ (チケットのご購入はこちらから⇩⇩⇩)
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2610049




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