のはいつの日か。と思いながら2022年が過ぎました。もう終わりますね。
昨年の12月、延命院様での遊絃楽舎公演を終えた席で、来年はツアー(小規模ですが)をしようと、全国に出かけようと、半ば夢のように語っていたことが全て実現してしまいました。
物事はやはり願った方が叶うのでしょうか。。
それにしても、何もない時期の何もできない感じが、凄まじいほどに静かです。それを休みと人は言うのでしょうが、全くこの先どうしたら良いのかなあ・・と思いながらこの数日を過ごしています。大袈裟でしょうか。。。
閑話休題。
何事かを語るには自身の体験が必要です。見聞きしたなど語っても、その薄さ故にため息で吹き飛ぶような戯言を信じる人もまた軽い。人の精神の美しさと醜さは混ざり合っていて、一概に外から評価できるものではないと、そう思うことで自分のことも考えます。堂々巡り。
結果、自分も許して人も許す。古典芸能の中にもそういう心の機微が現れて、いつも私に新しい感覚をくれます。総じて生きるとは難しく素晴らしいと思えるのが良いですね。
何かが開けていくときはそれを望み切って現実に帰ったとき。渦中では無我夢中。それもそれで素敵な経験です。
困難の顔で現れるものから逃げずに居ること、ですね。幸あれ。