とにかく岩手公演の数日前からは目の前の対応に必死で、何かを噛み締める余裕もありませんでした。。
今更記録写真を見つつ、途方もないことだったなあ良くやったなあ・・と、半ば呆れ気味に驚いています。
とにかく沢山の人に手を差し伸べていただきました。小さな頃に訪れた正法寺で自分が演奏会をしようと思うなど、それを実現してしまうなど、やっぱり信じられない。。でも本当に終わってしまったんだなあと。。ただそればかり考えています。
不安も尽きないし心配事も多いし、あああ気が立って眠れないし・・などは主催公演中の常だったりします。が、今回は甥っ子が舞台監督を立派に務めてくれたり、父が送迎車で出演者の皆さんをケアしてくれたり、小学校の恩師が受付周りを全て引き受けて尽力くださったり。
母や妹や姪や叔母や親族もいろんな形で応援をしてくれましたし、来れないからとお花を出してくださった方も多くいらっしゃいました。
地元での公演がこんなに早く実現したことへの感謝とともに、ああできる限りのことをやってよかったと思いました本当に。
公演中、大変なことには意味があるはず、だから頑張れ!というテキストも何度見返したかわからない。。どうしてこんなに周りの人たちが温かいのでしょうか・・。勇気もやる気も湧いてくるというものです。
公演後の稽古はなぜかいつも緊張するのですが、今日は色々な感情がスッと足下に落ち着いたような、とても良い感覚がありました。
またここから一つずつです。私を鍛えてくれる仲間と、素晴らしい時間を共有したみなさまと、遊絃楽舎公演に関わってくれている全ての方へ、心からの感謝と大きな愛を!
ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
そして、2022年12月9日からは正法寺公演の動画配信がスタートします!現在予約受付中です!
岩手県正法寺公演の一コマ。舞台が見づらいなど色々とご不便があったと思われます。次回公演の際はまた改めて良き演奏会となりますよう細やかな配慮をしていきたいと思います。