心得る

「あなたは、演奏者としてそこに在ることを心得ている様に見えました。」
と、少し前の演奏会でお声がけ頂いた事がありました。
一切を引き受ける、物事の事情やその意味するところを良く理解している、などが「心得る」の意味だとか。

過分なお言葉でしたが、素直に嬉しいとも思えました(そこまでたどり着くのにもそれなりに年月がかかっていましたから)。何より、背中を追いかけたいと思う方がその様に仰って下さったからなのですが。
その先輩と、さらにさらに大先輩、そして先生との演奏会に、この度ご一緒させて頂く事と相成りました。ご案内です。


こんな日が来るとは。。。大変身の引き締まる思いです。
私は同門の先輩、馬場一嘉さんと「春の宴」の合奏で出演します。男女は通常調弦の差が出ますが、同じ調弦で語りのパートを分けて、唄い奏します。鶴田流の演目の中でもひときわ流麗な楽曲です。
会場は旧安田楠雄邸の二階、限定20名様のみお越し頂けます。


当日の演奏は後日配信予定です。
世の中の状況を憂いてばかりもいられません、今やれることを必死にやらなくてはなりません。無事の開催を願いつつ、日々を大切に慎重に過ごしたいと思います。

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