
朝の永田町はとても爽やかで、久しぶりの国立劇場への足取りも軽く。今日は初めての文楽を満喫してきました。あんなに引き込まれる世界だとは・・太夫さんの語りと太棹のさわりの響きにぎゅっと心を掴まれて、あっという間の2時間でした。
それから銀座で遅めのランチをいただいた後、再び自由時間ができまして。歩きたいのと何だか無性に高いところへ行きたくなったので、ヒルズの美術館へ向かってみたり。
でも残念なことに、現代美術はふだんとても好きなのだけれども、何だか今日はどれも説明が過ぎる様に受け取れてしまい、直感的に楽しめませんでした。多分文楽に心掴まれていたせいかもしれません。そういう気分だったんなあ・・というのと、ああこう感じる日もあるのかという発見。(まあ私的な部分です。どうでもいい事です)
で、高い所ということで、展望台に行くつもりがうっかりスカイデッキチャレンジをしてしまい、冷たい風にさらされながら一人夜景を見ることになりました。面白い体験でした。一人エレベーターも人気のない通路も最高です。どちらかというとこれを見にまた行きたい。
上から見下ろす体験をしたからどうということはなく、むしろ地べたが恋しかった。夜景を見る傍ら、びゅうびゅうと吹きっさらし状態でしたが、何だか冬の風は心地よい。でもずっとお仕事をしている警備員さんは辛かろう・・と思って帰路に着くなど。52階に戻るエレベーターの中で、自分の精神のことは自分で面倒を見ようと改めて思ったりもしました。






人が人と関わっていくとは、信頼するとは、大切な物をシェアできるとは、一体どう言うことなんだろうと考える日々。需要と供給を冷静に観て動く仕事の方が、随分と簡単な様にも思う。
人と共有できる時間は有限なので、あった事聞いた事を面白おかしく話すより(それも大切だけど)、今考えていること思った事を忌憚なく伝え合えたら有意義だなあと、そんな時間をいろんな人と増やしていきたいなあと。ありがたい事に、今親しくお世話になっている方々はそんな素敵な方ばかりで嬉しいのですが。
考えているようで考えていないんだ普通の人は。。と言われたことがあったり、瞑想の一環で、心に浮かんだことを15・6個まで掘り下げていくと本音が見えると聞いたり。
世間様はキラキラとしていました。余計なほどに。でもそこで一瞬一瞬を頑張ってカメラに収めて幸せそうな顔している人たちはちょっと可愛らしくていい感じだった。
まあ、自分のこともよく考えようと、つまり本日の課題と発見はそこです。また高いところへ行こう。