負荷 2024.12.25 火事場の馬鹿力という言葉を、しみじみと骨身に感じられた一年だったかもしれません。音楽家はどう音楽家として日々を過ごしているのか、そういうことを外から見ている立場ではもうなくなってしまったような、そんな一年でした。(間近で、音楽家の有様を飾らずに見せてくれる多くの友人知人に、心からの感謝を)色々な場
プロフィール写真のこと 2024.12.12 語ると長い。全ては書けないのだけれど、クレジットを記入しながら、久しぶりに友人のフォトグラファーRyo Okada 氏の美しいページを見に行った。みんな本当に素晴らしいな。プロフィール写真はもう一種類、Ijt さんに撮影していただいたものもあって、本当にどちらも大好きです。今まできちんとご紹介して
Musuhi Art Projects 2024.12.11 遡ること7年前ほど・・でしょうか。横浜のSHUHALLY様で開催された茶会に、琵琶演奏で伺ったことがありました。その時のご縁がありがたいことに今現在も続いています。理事の堀順子さん、長谷川泰子さんは陶芸家としてご活躍の現在。多忙でありながらこの度 Musuhi Art Projectsを立ち上げら
弦楽セレナーデ 2024.06.02 高校時代、ファゴットで室内楽の洗礼を受けていた頃。師匠から「君はクラシックの名曲を知らなすぎる」と言われ、その足で購入したのはサイトウ・キネン・オーケストラの「弦楽セレナーデ」でした。そのあまりの弦の美しさに、「どうしたらこの本当の音が聞けるのか、いつか松本へ行かねばならない」など考えていました。
求めよさらば与えられすぎて蛹に帰りて候 2024.06.02 「コトヲ問フ琵琶」という難題。それはある日の真夜中に批評と共にやってきて、アテクシの眠りをうんと浅くしました。求めよさらば与えられすぎて蛹に帰りて候。完全変態様式の最終形態が遠い遠い、なんて遠い。ということでこの曲好き。
Sidi Larbi Cherkaoui「踊りで世界を救う、41日の闘い」 2024.06.02 シディ・ラルビ・シェルカウイの「踊りで世界を救う、41日の闘い」を観た。黙々とコンセプトを追求するダンサーや音楽家の様子が本当に最高だった。シェルカウイが「開花しきったものは一度手放す、そうしたら又花開くでしょ」と言ってた。「一度捨てて初めて成長できる、怖いけど」とも。優しい視点。ものを作る人たち