2026年最初のライブは1/17(土) 門前仲町のchaabee様でした。
『レクチャー&ライブ Vol.20』
薩摩琵琶を楽しむ〜月影に響く絃の調べ〜
出演: 武藤景介(シタール) ゲスト 千山ユキ(薩摩琵琶)
ご観覧くださった皆様、本当にありがとうございました。

前半のレクチャーパートでは薩摩琵琶のレパートリーから「福原落ち(平家物語)」をお聞きいただき、琵琶とシタールについての様々なお話など。
後半は
・今様 《平家物語 祇王》×Raga Bageshree
薩摩琵琶とインドの音階のすり合わせから生まれてしまった貴重なレパートリーで、原曲は師・岩佐鶴丈が雅楽平調をベースに節をつけた「祇王と仏(今様)」。琵琶の調弦を変え、Raga Bageshreeに最適化した節にて歌わせていただきました。
最後はインド映画の大団円の如くタラナで軽快に踊る祇王と仏・・弾いていてとても楽しかったです。好評をいただいたので、末長くレパートリーにして行けたら幸い。

・《平家物語 祇園精舎》《和歌 義経と弁慶》《平家物語 敦盛》 ×Raga Bhairavi
Alap / 祇園精舎
Jor / 和歌《義経記より 弁慶と義経》
Jhalla / 敦盛崩れ
武藤さんと数ヶ月かかってたどり着いた構成でしたが、琵琶の器楽的演奏法&節の構造のポテンシャルを発見したような・・・自負。
「Alap の 祇園精舎」は歌の旋律がシタールで再提示される流れが美しくて、祇園精舎の節の魅力を再認識しましたし、弁慶と義経の辞世の句はまさかのJor に差し込まれる形になり、大変悲しく響いておりました。(とても合う)。
Jhalla / 敦盛崩れ〜コール&レスポンスとテハイとなってはもう、早引きの「練習が」楽しかったので、今後のバージョンアップが期待されます。
崩れが続くことの右手の限界を克服すれば、まだまだ盛り上がれるのかもしれません。
琵琶の不自由さは琵琶の魅力ですが、丁寧にその不自由さを見る時間と、思いもよらない視点から互いを調律しあえる創作感覚は素晴らしいなと思いました。
貴重な機会をくださったchaabee様、お世話くださった皆様へも感謝を!ありがとうございました。


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