【演奏後記】2025年11月8日

昨日は、東西の音楽療法について研究をされていらっしゃる光平有希先生の講演内にて、「敦盛」「川中島」を琵琶を演奏させていただきました。
立教大学キャンパスの秋の風景もとても美しかったです。

音楽療法は以前からとても興味深い分野です。
近頃はリトミックの現場に触れることもあるので、良い具合に経験値が伸びていると思っていましたが…琵琶が用いられていたとは全く存じ上げませんでした。

琵琶の生演奏は特に「力強く」「悲愴的」で、癒しとは程遠い様にも思えますが、「言葉と音の両方で感情の発散を促す」ということをお聞きして、段階的に「癒し」に組み込まれていたことが大変良く理解できました。
演奏と共に学びの機会をいただきました事へ、心からの感謝を。

琵琶楽に限らず、音楽のエモーショナルな部分などを音楽療法としてどう利用すべきか。実は日本でも大変深く研究されてきた分野であり、しかしながらその歴史は西洋音楽への移行とともに忘れられつつあるとのこと。

参考までにこの度の講演のタイトルと、著書を下記にご紹介させていただきます。ご興味がございましたらぜひ。

【光平有希先生のこの度の講演】
戦前の日本にみる音楽療法実践史
―演奏・歴史的音源でたどる「精神医療」と「音楽」のあゆみ―」
【光平有希先生の著書】
『「いやし」としての音楽―江戸期・明治期の日本音楽療法思想史―』, 臨川書店, 2018年

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